6月2日にミニ見に座談会を開催しました。
医療班恒例のミニ見に座談会が「認知症とうつ病」をテーマに
6月2日(土)午後1時半から、県社会福祉センター点字室で開催されました。
認知症の特徴について説明中
参加者はろう者8名、会員7人。ジュースとお菓子を用意してなごやかに始まりました。
医療班員が「認知症はどんな病気かしら?」「手話はどうする?」と問いかけると
ろう者の1人が両手を額の前で重ねて左右に引き下ろす「ぼける」を表現。
うなづくろう者に「ああ、みんなはそうなのね」と進行担当。
講演会ではないので皆さん自由に自分の考えや会話が交わされます。
新しい手話では認知症は「思う」(人差し指でなく漢数字の二で)+「病気」と班員が表現。
参加者一様に「へぇ~」「はぁ~」とうなづいていました。
皆さん覚えて下さいね(^^)
「うつ病はどんな病気?」との問いに「家に引きこもってじっとしている」とろう者が表現。
「どうしたら予防できる?」と誰かが問いかけ
「サークル等に出かけて仲間と交流するのがいい」
(そうそう、こんな風にね)
班員が医療情報を伝えるだけではなく、ろう者同士の情報交換の場にもなっていました。
間違い探しゲームの次は折り紙に挑戦中
認知症とうつ病のチェックシートで各々自己評価をした後、
班員が準備した認知症防止の記憶や思考力を鍛えるゲームを全員で行いました。
ろう者と会員が自分の出来ぐあいを見せ合いながら楽しんでいました。
気になる血圧計測中
行事や学習会とも違うのんびりした雰囲気でろう者と交流もできるので
参加したことのない会員の皆さんも一度ご参加下さい。
2012年6月5日