ミニ見に座談会報告

医療班

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6月22日、県社会福祉センターにて「熱中症と夏ばて防止」をテーマに「ミニ見に座談会」が開かれました。

24名(ろう者13名)の方の参加がありました。

熱中症対策

2まずは、熱中症のチェックシートをつけながら、熱中症について話し合いました。

「どんなひとがなりやすいか」 「どんなときになりやすいか」

ひとつひとつチェックしながら熱中症にならないための注意点を話し合いました。

高齢者は体温の調整機能が落ちてきている(暑さに気づきにくくなっている)。

気温、湿度が高く風が弱いときが熱中症になりやすい。

予防にはエアコン、扇風機を上手につかうことが大切。

夏ばて防止

3続いて、夏ばてはどうすれば防げるのか?について話し合いました。

一見何でもないようなことが実は夏ばての対策になることがあります。

「食事を全部済ませてから暖かいお茶をゆっくりとる」 → 栄養が吸収しやすくなるそうです。しっかりした栄養の摂取はなによりの夏ばて対策です。

4クーラーの温度の調整も大切です。とくに冷やしすぎに注意(外気温との差2℃から6℃)。極端な温度差は体調をくずします。

日頃から汗をかく練習をしたり、暑さに体をならすことも大切です。

ちょっと熱めのお風呂は、睡眠をとりやすくするそうです。

目の病気

5最近の調査(図参照)によると失明原因のトップは緑内障。続いて糖尿病、網膜色素変性症、加齢性黄斑変性症と続きます。昔は多かった白内障は治療技術の進歩により大きく順位を下げました(3%)。

順位を上げてきているのが加齢性黄斑変性症です。(欧米では失明原因のトップになっています)

今回はチェックシートやパソコンの画面を使って緑内障、加齢性黄斑変性症、白内障の検査をしました。

疑いがあると言われた方は早めに眼科専門医の診察を受けるようにしてください。

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