2013年福通研定期総会と167回学習会

事務局 学習班

4月6日10時から県社会福祉センター身障第2研修室において、2013年福井県手話通訳問題研究会の定期総会が開催されました。

長年の懸案であったの情報提供施設が設立され、聴覚障がい者とっても、支援者にとってもおおきな節目といえる今年の総会、たくさんのかたに参加をいただきました。

情報提供施設設立に伴い、ことしからはこれまでの県に代わって来賓として「社会福祉法人 福井県聴覚障がい者協会」が新たに加わりました。

まず、福通研会長挨拶のあと、福井県聴覚障がい者協会、福井県聴力障害者福祉協会、福井県手話サークル連絡協議会の3つの団体から祝辞をいただきました。

その後、議案説明ののち、第1号議案から第3号議案まで(総括報告、事業報告、会計決算報告)と、第4号議案から第7号議案まで(役員、運動方針、事業計画、会計予算)とにわけて採決され、どちらも
出席20名(賛成20、反対0、保留0)委任状出席45
の全会一致で可決されました。

情報提供施設の設立の結論が年度末ぎりぎりまでもちこされたため、来賓の挨拶もその説明に多くが割かれ、挨拶としては異例の長さになりました。また、議事における質疑応答でもそのことについての質問が数多く出されました。

最後に「ポイント制の導入」についての説明がありました。方法について皆さんからのアイデアを現在募集中です。

 

午後からは引き続き福通研の学習会が開かれました。

167回学習会

167回学習会のようす

全部で18名の参加がありました。

はじめに、「ろう者コミュニケーションの諸問題」の資料を見ながら、手話通訳のなかで生起する様々なコミュニケーション上の問題を学習しました。

その後、短い例文をとおして、手話表現について考えました。
文としてはおなじ表現でありながら、場面場面で、あるいは、対象者によっては様々な表現があることを学びました。

ことしは実際に手話表現をしながら(ビデオにとったりして)、通訳実践に則した学習会をやっていきます。

 

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